今回は、永遠のテーマ「戸建てとマンションどちらが良いか?」について、私の意見を述べたいと思います。
答えとしては、「それぞれ一長一短だし、その長短をどう感じるかは人によってマチマチ」になってしまいます
とはいえ、これでは話が終わってしまいますので、、w
もともと戸建てに夢を馳せていた我々夫婦がマンションに切替えたポイントをお話したいと思います
目次
1点目:メンテナンス
マンションは毎月管理組合が「修繕積立金」という名目で、マンションが長生きするためのメンテナンスをするため、全世帯から少しずつお金を徴収し積み立てています
金額は広さや設備、築年数によってもまちまちですが、1~2万程度といったところでしょうか
そのため、建物全体のメンテナンスに対するケアはすべて管理組合側で行ってくれます
一方、戸建てはすべて自分たちで管理が必要です
管理と一言で言っても、「修繕費の積立て」「修繕計画」「修繕業者手配」等々さまざまです
また、1つの建物に対して居住者全員でお金を出し合うマンションに対して、戸建ては自分1人でどうにかしなければならないので、「これはやってられん!」ということで戸建てから遠ざかりました
逆にそういった計画やメンテナンスが趣味なら良いかもしれませんね
2点目:日頃の管理
まずは家の中のお話
皆さんも日々掃除されると思いますが、マンションであれば基本1フロアですので、リノベで段差さえ無くしてしまえばルンバちゃんが大活躍してくれます
一方、戸建ては基本2フロア以上となりますので、階段の上り下りもしながら全フロア掃除する必要があります
実家では母が掃除していたものをいざ自分で・・・しかも老後も・・?となると気が引けました
綺麗な家に住みたい→掃除がコンスタントに必要→ほんとにちゃんと掃除するか?→( ^ω^)・・・
といった具合です
ルンバちゃんに足が急に生えて階段上ってくれたりすれば良いんですけどねぇ・・
次に、家の外のお話
マンションでは管理費という費用が毎月発生し、その代わり管理人さんが玄関より外の清掃やらゴミ収集場の整備、駐輪場の管理等々すべてやってくれます
一方、戸建ては庭や駐車場の掃除、外壁の掃除等々すべて自分で行う必要があります
昔のように、専業主婦の時代であればまぁなんとかなったんだとは思いますが、このご時世そうはいかないと思いますし、小さいお子さんの子育てがあったりしたら専業とはいえ厳しいのではと思います
我々夫婦はこれから子育て世代となっていくので、さらにマンションに傾きました
3点目:地震保険、火災保険
戸建てはマンションに比べ、2~3倍ほどの価格になるようです(戸建ての方が木造なのでリスクが高いのが理由だと思います)
マンションである我が家は火災保険は10年で17万程度でしたが、知人の戸建て宅は60万ほどだったそうです(さすがに高すぎじゃ・・・とは思いましたが)
10年単位とはいえ、毎年しっかり積立てられる家計であれば良いですが、仮に他の急な出費が重なった場合かなり痛い額ですよね・・
ちなみに、地震保険は1年、火災保険は5年契約が一般的のようです。売買契約(家の引渡し)の際に契約しなければならないため、事前に保険会社は調べておきましょう
保険についてはまた別の機会にお話します
4点目:耐久年数
これは圧倒的にマンションに軍配が上がります
戸建て:50年ほど(耐用年数は22年。理論上の価値が0になるまでの期間のため、実際の耐久年数とは異なる)
マンション:100年以上(耐用年数は47年。理論上の価値が0になるまでの期間のため、実際の耐久年数とは異なる)
マンションが100年以上となっているのは、コンクリート造+エレベータ付きマンションが普及してから100年も経っていないため、これは理論上の数値として出すしかないようです
ただし、きちんと管理、修繕がされていることがポイントです(第四章:価値のある中古マンションとは?でも述べます)
5点目:万が一に対応できる
売るつもりはなくても、万が一のことがあり売らなければならなくなった場合
出来るだけ手元に残るローンを少なくしたいもの
そうなると出来るだけ高値で売れるものを選びたいので、マンションがおススメです
先にも述べたように、マンションは耐久年数が長いため築4~50年でもまだまだ現役ですが、築4~50年の戸建てはさすがに大がかりなリフォーム、建て直しが前提になってきますので、かなり安く売ることが前提になってしまいます
他にもいくつか資産価値が残るような物件の選び方というのもありますので、別途(第四章:価値のある中古マンションとは?)でも述べます
以上です。いかがでしたか?
戸建てに夢を馳せていた若かれし頃は知らなかった観点がいくつもありました
私自身、それらの観点を知る・学ぶことで自分たちにとっての適切な判断が出来たのだと思っています
今回も皆さんのマイホーム選びの一助となれれば幸いです
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