住むことに対する価値あるマンションについてお話した「【中古リノベーション体験記】第四章:価値のある中古マンションとは①」に引続き、
今度は資産価値としての観点で価値のある中古マンションについてお話していきます
これは売却時の価格に直結してくる内容ですので、「ゆくゆくは売却を考えている」「万が一売却せざるを得なくなった時にローンを残したくない」方必見です
目次
立地
まずはこれです!とにかく駅近にこだわってください!(できれば駅徒歩5分圏内)
物件を漁ってみるとわかりますが、築年数が古くても駅が近い物件は他の条件が悪くても結構高値で売られています
また、今後はリモートワーク化が進むことで東京都心に近い家を買いたい人は減ってくると予想されますが、駅近の需要が減ることはないでしょう
駅近の良いところは、駅が近いのはもちろん、デパートやスーパー、外食チェーンなどなど衣食のためのお店はやはり駅付近に集まってきます
あまり近すぎると電車がうるさいというデメリットはありますが、駅徒歩5分の我が家では全く気になりません
採光
これは賃貸でもみなさんよく見られるポイントかと思います
やはり採光は南が最高です!
( ^ω^)・・・
夏暑くない?と思われる方もいるかと思いますが、RC(鉄筋コンクリート造)のマンションは気密性が高いので、一度冷房などで冷やしちゃえばなかなか温まりにくいので気にすることはありません
それより日差しが入らないことによる湿気やカビの方が重大インシデントですよ!
角部屋
光が入ってきやすく、風も抜けやすいため換気がしやすい!
住んでみると分かりますが、この2点は結構重要です
あえてデメリットを挙げるとしたら、窓が多いので必要なカーテンが増えますが、そんなもんですw
眺望
メイン窓(南とか)側に高い建物がないというのも重要なチェックポイントですが、
広めの駐車場や空き地などが無いこともチェックしておきましょう
今は大きな建物が無かったとしても、今後建つ可能性が十分にあります
眺望だけではなく、採光も奪われてしまうので必須確認項目です!
騒音
電車や飛行機の音が大きいところは避けた方が良いです
参考までに、私が住んでいるマンションは線路から直線距離で約150mほどに位置していますが全く気になりません
窓を開けていれば聞こえますが心地よい音に聞こえる程度で、窓を閉めていれば全く聞こえません
気になる方は内覧の際に電車が通る音をその場で聞いてみると良いです(窓の開け閉めもしてみながら)
厄介なのは飛行機です
私の実家は米軍基地が割と近いところだったので、轟音がすごかったです
通常テレビの音量を20で聞いてたとしたら、45でも全く聞こえないくらいの家でした(誇張表現なしに)
なので、近くに飛行場や米軍基地(空軍基地)が無いことは確認しておいた方が良さそうです
築年数
ここ、気になる方多いんじゃないでしょうか
結論から先に言うと、私のおススメは築20~25年の物件です
理由は3つあります
①中古マンションは新築から価値が下がり続け、築16年頃を境に横ばいとなる
マンションは当然ながら新築から年数が経つにつれ価値が下がっていくのですが、実は16~20年ほど経過すると横ばいになっていくんです
16年だと大規模修繕工事が行われていないケースも考えられるので、20年頃が一番良さそうです
②住宅ローン減税の対象になる
対象になるだけでローン残高の1%分の控除が所得税や住民税から行われます
とはいえ1%まるまるではないので、要注意ですが(別途解説します)
③新耐震基準を満たしている(1981年5月以降)
旧耐震物件の場合、耐震基準適合証明書の発行が必要となり、13~20万円ほど必要になります
せっかく住宅ローン控除で税金が安くなるのにそのためにお金を出すことになります
(;´д`)トホホ
まとめ
・築20年~25年(1981年6月以降に建築された新耐震物件であること)
・線路が近すぎないこと、飛行場や米軍空軍基地が近くの町に無いこと
・メイン採光側に大きな建物が無い、または建つ可能性が低い
・角部屋
・駅が近い
なかなかすべてを備えた物件に出くわすことはないと思いますが、根気強く調べてより資産価値の高い物件を適切な価格でゲットしてください!
コメント