キャッシュフローを「知る」の第一回からの続きです
今回は第二回ということで、キャッシュフローを「理解する」をテーマに話をしていきたいと思います
前回もお話したように、FPさんへ相談はするのが良いですが、FPさんにすべて任せることは絶対にやめましょう
FPさんが適当な話をするとかそういうのではなくて、FPさんは最初に計画は立ててくれますが、果たしてFPさんはあなたの収支全てを完全に把握しきっており、あなた自身のためを100%想って計画を立ててくれているでしょうか
ごく稀にそこまでお人好しな方もいるかもしれませんが、彼らも仕事としてやっているわけなので、考え方ややり方のアドバイスをもらっている程度に考えてください
目次
構成と要素を理解する
↓キャッシュフローサンプル↓
ご覧の通り、「年数」の”列”と「年齢、収支、貯蓄」の”行”に分かれています
年数は解説もクソもないので、”行”に入れ込む要素についてざっくり解説していきます
※詳細な作り方は次の記事でご紹介していきます
①年齢
夫、妻、子①、子②の年齢を西暦ごとに入れ込むだけです
「子供がいないけど、〇〇年くらいに欲しい」というのも入れておきましょう
②収入
基本的には給与収入のみだと思いますが、その他収入という列も作っておきましょう
お祝いを頂いた時や、今年でいうとコロナ給付金などは全てそこに突っ込む形で良いと思います
収入は「いくら入ってくるか」が分かれば良いので、そこまで細分化の必要性は無いです
ただし、税金計算をする際に「給与収入」と「その他収入」という区別はしておきたいです
③支出
支出項目をリストアップします
生活費については、いったん概算でも出せると思いますが、
マネーフォワードなどを利用して家庭の支出を把握できているとベストです
私もマネーフォワードを使っていますが、無料版でも家計状況把握という意味では十分すぎる機能が備わっているのでおススメですし、特にキャッシュレス決済をしていれば勝手に家計簿に反映してくれるので、使わない手は無いかと
以下に例を挙げますが、家庭によっては過不足あると思いますので、良い感じに調節しておきましょう
※私は結構細かく入れておいて、あとあと調整しやすいようにしたい派なので細かめだと思います(以下任意の項目がそれです)
例)★:必須 ☆:任意
★生活費
★住居費
☆住宅ローン
☆管理費/修繕積立金
☆固定資産税
☆繰上げ返済用貯蓄
★保険
★子供関連費
★税・社保
☆旅行/帰省費
☆冠婚葬祭費
☆賞与自由使用枠
★その他支出
★貯蓄
④イベント
収支に影響するイベントをイメージしてください
概ね子供関連のイベントが多いかとは思いますが、住居としては水回りのリフォームが20年後頃にでてきますし、一軒家の方であればその他メンテナンスイベントは多岐にわたることでしょう・・・
例)
・第〇子出産
・保育園~大学入学
・学習塾
・住宅ローン控除開始/終了
・水回りリフォーム(20年後くらい)
・定年退職
ここまででなんとなくキャッシュフローのイメージが湧いてきたでしょうか?
次記事ではいよいよ作成に移っていきます!
心が折れそうになることもありますが、1日ですべてやろうとすると結構きついかもしれませんので、飽きたら息抜きしながらがんばってください!w
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