<計画編構成>
第二章:賃貸と持ち家どちらがお得?(当記事)
第三章:戸建てと集合住宅どらちにすべき?
第四章:新築 or 中古 or 中古+リノベーション?
第五章:いくらの物件を買う? 考え方と注意点
この議論、ずっと昔からありますよね
でもこの議論には答えが出ていないですし、おそらくあなた自身の中でも意見が変わることがあるのではないでしょうか?
理由は2つ考えられます
①それぞれ一長一短である
②家族構成や仕事の状況が変わることで、賃貸の長所に当てはまっていた人が持ち家の長所に当てはまるようになることがある
どちらが得か?という議論に答えを出す必要はありません
あなた自身がどうしたいからどの選択をしたかというのが重要です
選択肢が有り余る今の時代、「正解」を追い求めるのはやめた方が賢明です
さて、この記事では「ではマゲ氏はどうしてその選択をしたのか?」を中心にお話したいと思いますので、参考になれば幸いです
目次
どっちが得か?という考え方は切り捨てる
冒頭でも申し上げましたが、結局どっちが「得」なんだ?という考えは捨てましょう
「不動産投資家」でも無い限りは、損得勘定だけで家のことは考えないことです
この考えを持ち続けていると、↓こんな感じで悲しい思いをしてしまうことになります
⇒どっちが得かを検証するために調査を始める
⇒要素が多すぎることに気付く&一長一短で迷いまくる
⇒めんどくさくなって進捗がなくなる
⇒とりあえず賃貸に住み続ける
⇒ローン審査に影響が出始める年齢になる
⇒諦める(友人が良い家に賢い買い方で住んでて羨ましくなる)
これではあまりにも悲しすぎます・・・・
私のブログにまで到達してくれた方は、きっと意欲的に情報収集しようとしていらっしゃる方なんだと思います
その方にこんな思いをしてほしくないのです
なので、何度も言いますが
どっちが「得」なんだ?という考えは捨てましょう
持つべき考え方とは
損得ではない考え方とは?
自分がどうしたいか
まず初めにくるのは、やはり自分がどうしたいかだと思います
でも住宅関連の情報収集をされているということは、少なからず「家を持ちたい」という感情があると察します
ちなみに、実際私はどうだったのかというと・・・・
結果的には中古リノベーションを選択した私ですが、そもそも私の中で「賃貸 or 持ち家」の迷いはありませんでした
なぜか?
拍子抜けするかもしれませんが、
私は純粋に自分の家が欲しかった、憧れがあった、人からの羨望のまなざしがほしかった(笑)
こんな理由でした
しょーーもない理由に見えるかもしれませんが、私は一番重要なとこじゃないかなと思ってます
今の置かれている状況と今後の想定をなんとなく妄想
次に、少し現実的なことを考えます
家族構成や仕事の状況+今後どうしていくつもりなのか をベースに考えると良いと思います
<家族構成>
「今は2人だけど子供は2人ほしくて4人家族にしたい」
「子供には”実家”とか”実家の想い出”みたいなのを持っていてほしい」
私はこのような考えがあり、持ち家が欲しいと思った理由の1つになりました
<仕事の状況>
やはり一番大きい要素は「転勤」の有無かなと思います
私はIT系の仕事を行っていますが、今後転職するとしても転勤のない会社を選ぶつもりで、都内で勤務できるところにします
もちろんどうなるかは分かりませんが、ここで重要なのは、どうしたいか、どうするつもりかを目標として決め、そこに向かって努力をする決意をすることです(住宅購入に限った話ではないですね)
賃貸 or 持ち家を決断する上で必要な情報を集める
ここまでは、考え方についてお話してきました
では、ここからは賃貸 or 持ち家の決断をするためにどうしたら良いかをお話します
単純ですが、「賃貸」「持ち家」それぞれのメリデメを調べ、自分に合った選択肢を選ぶだけです
ちなみに、これらは表裏一体であるため、決断が必要になってきます
私の尊敬する元カープの黒田投手が「決断」という著書で言ってました
<「決めて断つ」と書くけれど、実際僕は、そのくらい重いものだと思っている。何かを決めることには何かを断つ覚悟が必要だし、それがなければその決断はいい方向に行かないだろう。これまでもそう思っていろいろな「決断」をしてきたつもりだ>
裏を返せば、自分の考えや思いをしっかり持って決めた決断であれば、いい方向に向かうということだと思います
また少し考え方のお話をしてしまいましたが、
一般的によく言われる賃貸と持ち家のメリデメは以下の通りです
メリット | デメリット | |
---|---|---|
賃貸 | ・引越しが容易 ・初期費用が安い ・メンテナンス不要 | ・老後も家賃が発生し続ける ・隔年で更新料が発生 ・自由度が無い (間取り変更不可,壁紙,水回り機能) ・現状復帰が必要 |
持ち家 | ・自由度が高い (一軒家orリノベ) ・老後の住宅負担が安い (修繕積立金,固定資産税) ・他借入れの担保になる | ・引越しが困難 ・初期費用が高い ・要メンテナンス |
個人的に気に入っているのは、”自由度が高い”のと”老後の住宅負担が安い”です
特に、”老後の住宅負担が安い”については、1つ恐ろしい情報があります
老後2000万円問題のもととなっている総務省の「家計調査」(2016年)において、住居負担額は”1万5千円”しか考慮されていないそうです・・・
仮に賃貸で住み続ける場合、この計算では1万5千円以下の家賃で住むことになります・・(苦笑
そんなバカな;;;
詳しく解説しているWebサイトリンクを貼っておくので参考にしてみてください
こういった不安が無くなるという意味でも、持ち家は一歩リードするのかもしれませんね・・
まとめ
今回は以上です
この記事で紹介した3点を踏まえ、まずは方針を決めてみてください
①自分はどうしたいのかを考える
(迷っているのであれば、何を迷っているのか書き出してみる)
②今後どういった未来を描いているのか、描きたいのかを改めて考える
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